Solaris10 on VirtualPC 2007 (最低限やるべき事)
| 7−1 グループとユーザー登録 | |
インストール直後にユーザーが有りません!rootで作業する事は危険が多く常にユーザーで作業し必要な時だけsuでrootになるのが正しい使い方です。グループは、例えばfamilyとfriend等を追加したとすると家族からだけアクセスできるディレクトリとか友達はアクセスできるとかの分類になります。 グループやユーザーの登録については”man useradd””man groupadd”を見れば良いと思います。昔のLinuxと違って日本語表示が嬉しかったりしました。 今回はDefaultで登録されているstaffに自分を登録する事にし、GUIで登録してみる事にしました。 |
|
右画像のようにツールから”管理コンソール”を起動して管理ツール・このコンピュータと進めるとユーザーアイコンが有ります。<<参考画像>>ユーザーアイコンをダブルクリックで開くとユーザーアカウントやグループや権利とか・・ここで各ユーザーやグループのアクセス権を設定できるようです。<<参考画像>> |
|
ユーザーアカウントをダブルクリックで開くと登録済みの多くのユーザーが有ります。メニューのアクションからユーザーの追加・ウィザードを使用で登録してみました。めちゃくちゃ簡単です。man見なくても視覚的に出来てしまう。。これがGUIなのだなと再認識し、せっかく登録したので即座にrootをログオフして自分のIDでログインしました。 |
|
| 7−2 Shellの変更 | |
Defaultではcsになっているのだと思いますが、Linuxに慣れ浸しんだ筆者には・・どうにも使い辛いのでShellを変更しようと思います。passwdファイルを編集して・・っと思いましたが、またまた管理コンソールを開いてみました。ユーザーアカウントを開いて自分のアカウントを開いてみると、おぉ〜。。いろいろ有ります。これからやりたい事を考えるとgroupファイルを編集してあーだこーだと考えていましたが全てここから編集できそうです。 とりあえずShellの変更をやってみました。選んだのはBASH、いつから有効なのかターミナルを閉じて開きなおしても有効になりませんでしたがログインしなおしたらBASHに変わっていました。 コンソールでカーソルキーが使えて安心しました。 |
|
| 7−3 Path設定 | |
| 自分のIDでログインし少し試してみようと思ったのですが何も出来ないと言うかパスが通っていませんでした。 何処にパスを通せば良いのか、まだ理解しきれていませんが使いたい物が入っている所全部?! PATH=/usr/bin:/usr/ucb:/bin:/usr/sfw/bin:/usr/ccs/bin:/etc:. export PATH と自分のホームディレクトリの”.profile”に書いてテスト”source ./.profile”で読み込んで"echo $PATH"でパスが通った事を確認しました。 ついでに、ちょっとだけページャーの設定とプロンプトの設定を加えました。 .bash_login等にした場合にはMANPATH等の設定もしないと、いろいろ不都合が起こります。 |
|
|
|
| 7−4 SUPATHの設定 | |
| suでroot権限を得た時に元のユーザーのPATHやらの環境は引き継がれませんので/etc/default/suを編集して必要と思われるPathを通す事にしました。これもまた、何処が必要なのか不明なのでとりあえずroot権限でログインした時のPATHと自分で追加したユーザーのPATHです。 | |
|
|
| 7−5 サウンドブラスタの設定 | |
| 別に無くても良いサウンドですが起動時にエラーが出ているのが気になりますし出来るのなら動かしておきたい物です。 Webを検索して見つけましたが、設定は簡単で/platform/i86pc/kernel/drv/sbpro.confにIOアドレス等の記述をすれば良いそうです。 以下がsbpro.confに記述した内容になります。 |
|
|
|
| 上記修正を行ったらSolarisを再起動してブートオプションで”b -r”を指定してH/W情報を更新します。 /usr/demo/SOUND/soundsをファイル・マネージャで開いて中に有るau拡張子のファイルをダブルクリックするとメディアプレイヤーが起動してサウンド再生の確認が出来ます。 予断ですが、サウンドプレイヤーはDefaultで繰り返し再生する設定になっています。初めてテストした時にバグっているのかと焦りましたがプレーヤーメニューの繰り返しを止めたら正常に再生されていました。 |
|