Solaris10 on WebServer (apacheの設定)
1−1 ダウンロードとインストール
Solaris10には、最初からapacheとapache2がインストールされているようです。特にバージョンを上げるとか以外は不要と思われますが必要な方はJAPANIZED APACHE SERVER PROJECTからダウンロードしてインストールして下さい。
念のためsvcsで状態を調べてみました。もし「どのサービスもパターンが一致しません」等のエラーが出たらapache2は入っていないのかもしれません
# svcs -l apache2 |
: 有効 false 状態 disable : |
1−2 httpd.confの作成
/etc/apache2/httpd.conf-exsampleのコピーを編集して作成して行きたいと思います。
# cd /etc/apache2 |
# cp httpd.conf-exsample httpd.conf |
httpd.confはほとんど修正無しで動作すると思いますが以下の部分だけ注意が必要です。
変更前 | 変更後 |
ServerAdmin you@yourhost.com | ServerAdmin root@domainname |
SeverName 127.0.0.1 | ServerName hostname |
Options Indexes FollowSymLinks | Option Indexes FollowSymLinks ExecCGI |
ServerAdminはエラー等の情報が届くメールアドレスで、ServerNameはDNSに登録していればサーバー名を、そうでない場合にはサーバーのIPアドレスを記述します。
Option Indexes FollowSymLinksは、このままでも良いのですがCGIを使いたくて始めたSolarisなのでCGIを有効にしておきました。
1−3 apache2の起動
apache2は最初から準備されSMFにも登録されているので起動(自動起動)も簡単です。そのままsvcadmでenableにします。
# svcadm enable apache2 |
# svcs -l apache2 : 有効 true 状態 enable : |
起動確認はブラウザーでアクセスしてapacheのDefaultページが見られれば正常です。