Solaris10 on VirtualPC 2007 (インストール設定)


3−1 インストールの言語設定
正常に進んでいる場合にはここからXの画面に変わり最初にインストール中に使用する言語の指定を行います。
言語はもちろん4でJapaneseを選びますが、ここからのXの画面では設定するウインドウにフォーカスが当たっていないと入力が出来ない事がありますのでマウスカーソルを入力するウインドウの中に配置する必要が有ります。
言語の指定を終えるとシステム情報の読み出しウインドウが現れて数十秒読み出しと確認を続けます。このウインドウでは入力等はありませんが同時に右下に現れる”インストールコンソール”に着目してみて下さい。
インストールコンソールは今後のインストール終了まで表示を続けて何をしているかの表示や場合によってはコマンドの内容が表示されインストール中やインストール後の参考になるかもしれません
3−2 インストール設定の手順確認
システム情報の読み出しが終わると、いよいよインストールオプションの設定に入ります。
設定は、ネットワーク・Kerberosセキュリティー・ネームサービス・日付と時刻・rootパスワード・電源管理システムの順に進んで行きます。
3−3 ネットワークの接続性
ネットワークに接続するかを選択します。
もちろん”する”を選択しましたがネットワークは後術するsys-unconfig・kdmconfigで再度設定する事になるので適当でも良いと思います。
ただしインストール中にネットワークを使用する場合には正しい設定が必要です。
3−4 DHCPの設定
DHCPを使用するかしないかの選択を行います。
何故か不明ですが、家ではWindowsから接続できているDHCPサーバーに接続できなかったので”いいえ”を選びました。
DHCPを使用する設定をされた方は3−9までを読みとばしてください
3−5 ホスト名の設定
このコンピュータの名称を入力します。
3−6 IPアドレスの設定
このコンピュータのIPアドレスを入力します。
3−7 ネットマスクの設定
ネットワークのサブネットマスクを入力します。
3−8 IPV6の設定
IPV6を使用するかしないかの設定を行います。
3−9 デフォルトルートの設定
デフォルトルートの設定方法を選択します。
”指定”を選んだ場合には次にデフォルトルートのIPアドレスの設定を行います。
<<参考画像>>
3−10 Kerberosの設定
Kerberosセキュリティーを使用するかの設定を行います。
Kerberosはケルベロスと発音する暗号化方式の一種らしいのですが勉強しておりませんので”いいえ”を選びました。
3−11 ネームサービスの設定
ネームサービスの有無と種類を選択しますが、これも後から再度設定する事になると思いますので、ここでは”なし”を選びました。
その他の設定をされた方は以降のウインドウに適切な設定を行う必要があります。
例としてDNSを選んだ場合にはドメイン名DNSサーバーのアドレスDNS検索の一覧の順に設定が必要です。
3−12 時間帯の指定方法
システムで使用する時間帯の設定は、設定方法を選択してから実際の時間帯を設定します。
設定方法は”大陸/国地域”を選択するのが簡単だと思います。
アジアをダブルクリックで開いて日本を選びます。
<<参考画像>>
3−13 日付と時計の設定(確認)
日付と時刻が間違っていたら修正します。
3−14 rootパスワードの設定
rootでログインする時に使用するパスワードを入力します。
3−15 入力内容の確認
入力した内容が表示されますので間違いが無いか確認し”確認”で先に進みます。修正が有る場合には”戻る”で戻って修正します。
3−16 設定の確認
システムによる設定確認が行われ確認が正常に終わるとインストール設定を終えインストールに入ります。

[前へ] [目次] [次へ]